かかりつけの小児科の選び方
かかりつけの小児科があると、子どもの急な発熱や、持病の診察なども安心です。そうしたかかりつけの小児科を選ぶ場合には、いくつかのポイントがあります。
まず、日本小児科学会のホームページで、認定資格である小児科専門医を取得している医師が在籍する、近所の医療機関を探してみましょう。小児科専門医は、子どもの年齢や成長に応じた体の変化、特有の疾患についても深い知識を有しています。このように、受診前にきちんと資格の有無を確認しておくと安心です。
風邪やノロウイルスなどにかかってしまった場合は、子どもだけでなく、大人も診察してくれる医療機関の場合がいいでしょう。わざわざ、ほかの診療科を受診する必要がなくなります。
次に、仕事終わりにも受診できるかどうか、夜間や休日の急患を受け付けているかどうかも、小児科を選ぶ重要なポイントです。翌日に医療機関が開くまで待つのが不安、という心配が払拭されるでしょう。
また、医療機関の方針は、ホームページや院内の掲示物などで把握できます。しかし、医師や看護師などの対応は、接してみないとわかりません。受診時の説明が丁寧かどうか、子どもの年齢や性格に合わせて対応してもらえるかをしっかりチェックしましょう。
そのほか、インフルエンザや風疹などで受診する患者に対し、待合室の感染症対策がきちんと行われているかもチェックすることが大切です。併せて、子どもが過ごしやすい環境が整えられているかの確認もおすすめします。
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